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これまでの経過

ゴールデンウィークが明けて日常が戻ってきた。お仕事お仕事。

 

さて。

これまでの経過を振り返ってみると。

 

2016年に初めて脱毛し始めたときは、びまん性脱毛のような、特定の場所ではないところ、全体にバラバラと抜けるような状態がちょうど3ヶ月くらい続き、全体の2/3くらい抜け落ちたところで、ある日突然ピタっと脱毛が止まり、そこからもう、まるで春の芽吹きのように黒い毛が一斉に生えてきた。

 

そこからしばらく生える一方で全く抜けない(普通の人より抜けない。髪を洗っても一本も排水溝に毛が残らない)状態が数ヵ月続いた。地肌が透けて見えてる状態だったものが、短いけれどびっしり生えてる、という状態になった頃、また脱毛がみられるようになった。どこだろうと気にし始めると、どうも頭頂部付近に円形脱毛が。それが2016年の秋~冬くらいのこと。

 

その後は、数センチくらいの円形脱毛が頭頂付近、耳の上の生え際、首の後ろの生え際などに出来ては消え、を繰り返す。常に数ヶ所は円形脱毛がある感じ。

その間に、全体に抜けた毛はすっかり生え揃い、一見すると特に問題ない状態が2018年春頃まで続く。

 

2018年の夏ごろ。また新たに後頭部中央付近に抜け始めた場所を発見。その頃、頑固に居座っていた頭頂の円形脱毛がほぼ解消したところで、残るは襟足だけ、と思っていたので少なからずショックだった。(襟足は髪をアップにしなければわからないので、自分としてはやっと髪型を気にせず生活できるなと思っていた矢先。)

 

新しい脱毛箇所は、順調に抜けていき、数センチより大きくなる勢いで、一緒にその近くにも小さな脱毛箇所がみられるようになった。触る度に1本2本抜けていくような感じは、他の円形脱毛箇所にはなかった感じで嫌な予感。

そうこうしているうちに、洗髪の度に、いや、これ多分円形脱毛箇所以外からも抜けてるよね、という量の脱毛がみられるようになった。徐々に徐々にペースがあがり、10月には1回の洗髪で排水溝に残る髪が200本くらい。(数えた。)

それから、記録がなかったので時期は不明だけど、眉毛や睫毛なども少なくなっていることに気づく。このあたりで、あー、これは。とある程度の覚悟を決める。

 

10月中は、傍目には変化に気づかれないで済むくらいだったけれど、11月も後半になると後ろに結んだ毛束が夏ごろの半分くらいになり、髪型にも苦労するようになる。抜けている毛も多いけど、根元から0.5~1センチくらいのところで折れている毛も相当ある。

皮膚科医には触るから折れるんですよといわれたけれど、いや、そういう感じではない。(触りやすいところに折れた毛が多いわけではない)

2016年の脱毛の時にもチクチクする折れた毛はある程度あったけれど、今回はずっと多いような気がする。

折れた毛の部分は、手で触っても特になにも起こらないように見えて、毛抜きなどでつまむと、すっと抜けるので、折れて残っている部分も生きて伸びてるわけでは無さそう。

昔、腕の脱毛をしたときに、光脱毛で処理したあとに伸びてきた毛が、ふっととれる瞬間があったんだけど、アレと同じ。

(いや、将来的に自然に全部抜けると知ってたらわざわざ脱毛サロンに行ったりしなかったよ。ほんとに。言っといてよね。あと全然関係ないけど今行ってるウィッグサロンの下のフロアが脱毛サロンなのね。これなんのジョークなのかと。とったりつけたり。女は毛に振り回されるもの。)

 

年末には、もう帽子無しでは外出するのが難しくなり、眉毛睫毛は、まるで年末に合わせるようにして完全に無くなった。こうなると、髪はともかく、顔のマネキンぽさすごい。

年末にウィッグを作ろうかと思っていたけれど、年末年始で生活もバタバタしていたので、2019年明けてからウィッグを作りにいき、1月末にウィッグデビュー。

人毛100%、いいお値段でした。

ウィッグができてくる頃には、頭髪もほとんど波平さんより少なくなっていた。(実際に波平さんがどの程度ある設定なのか知らないけど。)ツルッときれいになっていれば、それはそれでいいのだけど、特に後頭部は折れた毛が多いので、相当まばらな五分刈りみたいになっていて、みっともないことこの上ない。

 

そのあたりから、花粉症も例年通り始まったのだけど、睫毛もなければ多分鼻の毛もないので(自分ではよく見えない)、例年より症状がひどい。(といってる友人多かったので、毛がどれくらい関係しているかはわからないけど。)

ウィッグ慣れないし肌も痒いし喉もイガイガするし、もーいや、生きてるだけで精一杯、とか言ってるうちに春が来て、色々慣れてきたなあと思ったら元号も変わってました、というような状況。

 

…書き出してみたら、けっこう長い道のりだった。まあいいや、記録だから。

今日はここまで。